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中国のウズベク民族衣装

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中国のウズベク民族衣装

中国とは国家自体が別のウズベキスタンという国もありますが、

中国が認めている少数民族の1つとしてウズベク族は存在しています。

ウズベク族の人口はだいたい20,000人前後で、主に住んでいるエリアは新疆ウイグル自治区になります。

その中でも特に、都市部にあたるウルムチ、ターチョン、イーニンなどにそのうちの大多数がまとまって居住しています。

使用している言葉はウズベク語になりますが、メイン分布エリアがウイグル自治区であることからも、ウイグル語も扱える人が多いようです。

そのウズベク語ですが、もともとはアラビア語から派生したものと言われており、表音文字の1つになります。

主に信仰している宗教はイスラム教です。

 

ウズベク族のこれまで

 

後にウズベク族と呼ばれる先代の民族たちは、もともとアジア圏の中央エリアを拠点としていました。

14世紀あたり、モンゴル帝国傘下にあった国がウズベク・ハンによってより栄えたという歴史があり、

それをきっかけにウズベク・ハン国、ウズベク族などと周囲から呼ばれ、認められるようになります。

それら先祖が、その後シルクロードを渡り、中国内部のエリアまで到達、そのまま移住して商業をしたりするようになりました。

その後、中国国家がその移住エリアも統一しましたが、ウズベク族の移住はさらに増えていき、

最終的にはそのエリアに住み着く人が増え、今の状態に至ります。

 

民族衣装

 

チャパンと呼ばれる上着が有名です。

中綿が非常にうすく入っている衣服で、見た目もとっても優雅です。

色鮮やかなデザインのものが多いように感じます。

ただ、色彩や模様にあまり統一性はなさそうな印象です。

そしてこのチャパンですが、日本で言うところの丹前と大変よく類似しています。

ちなみに、遊郭が流行のスタートだと言われる丹前ですが、チャパンとの明確な繋がりは今のところわかっていません。

また、衣装というよりは生地の話になりますが、ウズベク族が作る布にも大きな特徴があります。

上述したように、ウズベク族の起源はアジア中央エリアです。

当該エリア周辺の気象環境、自然環境は日本にはない大変な厳しさがあります。

砂漠がそのほとんどを占めており、単純な高気温、夜との激しい寒暖差などが日常であるため、それらが生地や衣服に多大な影響を与えています。

衣食住における保温、保湿を常に考え、そういった考えをもとにしてできた布、衣服がチャパンであると言えるでしょう。